2018年4月24日火曜日

ゴールデンウィーク中の休診日、診療時間のお知らせ

GW期間中は5/2(水)休診日、5/3(木)をお休みとさせていただきます。
カレンダーで赤の日は午前中のみの診療となります。


 4/28(土)4/29(日)4/30(月)5/1(火)5/2(水)5/3(木)5/4(金)5/5(土)5/6(日)
午前 ××
午後 ××××××××

診療時間は午前は9時~12時、 午後は4時半~7時半です。
受付は10分前で終了、新規のかたは30分前までにお入りください。


2018年4月17日火曜日

4/18(木)の診療時間変更のお知らせ

4/18(木)は、院長が因島での狂犬病集合注射のため午前診療の途中より不在となります。そのため、診療時間は11時15分までとさせていただきます。
また、女性獣医師秋田(私)も都合により不在の為、診療が混み合うことが予想されます。
ご迷惑をお掛けします。

明日、明後日と遅くなっていた看板工事が行われます。2か月遅い工事ですが少し病院の位置が分かりやすくなってくれるかなあと思います。
目印があまりないのですが、
前の病院の位置から戸坂方向で一つ目の信号、中山中町1番よりすぐ(車で5秒走ると行きすぎ)です。最初の中山中橋という左手の車道に入ってすぐに3台、病院下に7台の駐車場があります。

4月より獣医師が1名増えました。
まだ大学を卒業したての新米先生ですが、私が卒業した1年目に比べると優秀だなあと感心しています。
当院としては、複数の獣医師で診察する場合にもしっかり意見交換し診断力に違いが出ないように努力していきます。
少しずつ診療に参加していくようになりますのでみなさまどうぞよろしくお願いいたします。

2018年2月28日水曜日

3月2日までは電話が開通していません。

看板が無く、何度も通りすぎてしまったという飼い主さんも何人か居られ気の毒やら申し訳ないやら、極めつけには電話も通じず本当に病院はあるのかと心配とご迷惑をかけています。

ネット、電話の開通工事も3月2日の予定のため、もうしばらくご不便をお掛けすることを許しください。クレジットカードの利用も開通するまでは利用できません。

 病院のなかは段ボールでまだまだ一杯ですが、スタッフみんなの協力でどんどん片付けられていっています。
 早く通常診療になれるよう頑張ります。

2018年2月23日金曜日

明日いよいよ開院ですが。。

移転準備はスムーズにいくとは思っていませんでしたが、いろいろハプニングがありました。ホントに明日から出来るかなというスピードで移動にも手間取りました。
何とか明日に間に合わせるよう今夜がいよいよ大変です。
電話、インターネット接続工事が込み合っているのか移転までにまさかでしたが間に合いませんでした。

電話番号はそのまま変更はありませんが、今月は接続できません。回線は繋がりませんが診療はしています。
回線が繋がらないためクレジットカードの利用も出来ません。本当にご迷惑をおかけしてしまいすみません。

案内状を出しましたがかなりの枚数が住所不明で戻ってきていますので、きっと沢山の方々が病院が閉店していて驚かれるのではと心配しています。
看板も病院に渡るためのスロープも今作っているなんて!セメントも明日までには固まるそうですけど、ハラハラしすぎてすっかり眠れない日が続いています。


2018年1月21日日曜日

病院移転のお知らせ



まだ引っ越しの日程が決まっていないのですが、来月下旬の予定です。
近くまた案内をさせていただく予定です。
今の病院の赤い屋根がシルバニアファミリーの家みたいで私は気に入っていました。少しとはいえ場所も離れるのは残念ですが、とても近いのでみなさんすぐわかると思います。
個人的には保育園のお迎えも楽々、交番も近くて治安も安全と感謝ばかりでした。
信号1つ、バス停は1つ分の移動です。中山中町から中山上1丁目になります。

2017年2月8日水曜日

看護師退職のお知らせ

 
開院して初めて入ってもらった看護師さんが、とうとう退職することになりました。5年5か月と長かったような短かったような。あっという間に過ぎたようにも思います。

ウサギ好きの看護師さんのペットのジロウ君は、すごい芸当の持ち主です。
看護師さんが歩く足の間を上手にくぐり抜けたりと、とにかく飼い主愛がすごいウサギさんです。初代のタロウ君も一生懸命に教え込まなくても飼い主愛がすごくまとわりついて離れないところから足くるくる技がうまれたようです。

自転車で山あり谷ありの中山まで雨の日も風の日も、暑い夏の日も無遅刻で通勤してきた気合は本当にすごいなあと感心するばかりでした。
これからは、県外の新しい土地でもきっと持ち前のガッツで頑張れることだろうと思います。活躍を期待して!みんなで昨日送りだしました。
飼い主様皆様に挨拶することもできませんでしたので、病院待合にお別れと感謝の挨拶状を掲示しています。
今はまだ、ただの休みの日のようにしか感じませんが、寂しくなるのはもう少し先かなあと思います






2016年6月27日月曜日

イソギンチャクの子孫繁栄!

前回のブログ後、イソギンチャクに声をかけてくれる方が増えました。
注目されて嬉しいわ~と言っているかどうかわかりませんが。。。ありがとうございます。
ところが、先週危うくイソギンチャクついに死んでしまったかと思われる事件が起きました。

海水はいつもペットボトルに汲んできたのを取り置き、定期的に交換していました。
その在庫が切れてしまい、水も汚いままで苦しそうにイソギンチャクも縮上がった状態が数日続いていました。仕事が休みの日に海水を汲みに行くまで持つだろうかとみんなの心配もピークに差し掛かったとき、そうだそうだ人工海水を作ろう!ということにしました。
マグネシウムや塩化カリウムやカルシウムや塩などを調剤して比重をとりあえず海水が1.022というので合わせてみました。PHとか細かいことは数日の辛抱だからいいだろうと思い適当に作成しました。
交換した後はいつものびのび気持ちよさそうに触手を伸ばすのですが、この度は小さくなったままでした。

休み明けに、さあ、いつも海水だよ~。お待たせ~と交換してみると、あれよあれよと体から水が抜け始め、数時間後にはペッチャンコになりガラスにくっついていたからだも剥がれ落ちてしまいました。海水を汲んだ日は雨で比重は1.004と随分低くなっていました。
ナメクジに塩をかけたら水が出ますが、低比重の海水に入れられてどんどん水が抜けていってしまうとは!淡水とは逆のことがおきてしまいました。
比重の濃い中で生きている生き物所以なのでしょうけれども、まさかこんなことで殺してしまうとは。。。とみんなで悲しみ、でもまだ生きているかもしれないから海水に塩を足し徐々に前に近づけてみることにしました。すると翌日、小さな小さな矢印の茶色いものが体から出てきました。
イソギンチャクの繁殖を調べてみると、卵だったり幼生だったり分裂だったりとあらゆる方法が見られるようです。
死にかけてあわてて単為生殖したのだろうか?!と思ったり体からでた何かしらの一部かなとも思ったのですが、その小さなものもガラスになんと張り付いています。
しばらく成長するか見守る予定です。無性生殖の場合は、出芽という体の一部がちぎれて増えることがあるようです。突然の異変に対応したとしたならこの出芽なのかなあと思います。
比重も徐々に整えるうちになんとか一命をとりとめ小さくなったもののまたガラスにくっつくことが出来ました。
死ななくてよかったよかった。また子孫が増えてまた楽しみ?が増えました。

2016年5月24日火曜日

今月の診療予定変更の急なお知らせ 

今月27日(金)は、獣医師会会議により4時半から6時半までと変更の案内をさせていただいておりましたが、
会議の中止により、通常通りの診療時間となりました。
度々の変更により飼い主様にはご迷惑をおかけいたします。

なんでもオバマさんの訪問による町の渋滞等を考慮した変更です。

狂犬病予防注射やフィラリア予防などの予防時期に合わせ、元気なワンちゃんの来院で特に土日は大変混雑しております。
特に、開院すぐの時間帯が混雑していますが、中間時間は割と余裕があったりします。でも、毎度その通りにはいかないかもしれませんが、参考になりましたら。。。

2016年5月21日土曜日

日々のうつわ展始まりました

姉の作品展の時期が来ました。
広島市では5/18-23まで天満屋さんのギャラリーで開催されています。

http://www.tenmaya.co.jp/cgi/web/index.cgi?c=event-list&shop_pk=9

こちらは姉の作品です。
この白というかベージュの器は、表現の仕方が素人でわかりませんが、ギチギチひび割れしたかのような風合いの一風変わったお皿です。
なかなかこのギチギチ感を出すのは大変みたいなのですが、変わった風合いであるため人気でした。
私もこのギチギチのうつわの湯呑でお茶を飲んでいますが、お茶の味まで変わったかどうかまでは自信ありません。。。




100均でなんでも買える時代なので、丁寧に扱わなければならないうつわを好まれる方は、風流だなあと思います。
きっと、料理もまめにつくるのだろうな~。
フライパンのまま食べちゃうようなことはせず、料理を大事にする心が養われるかもと、1年に1回ほど反省の気持ちが沸いてきます。
こちらは、姉と一緒に作品展をされている作家さんの動物シリーズです。
こういう可愛いものも並んでいるので、素人であってもいろんな作品を楽しめるようになっていると思います。
子供を連れていったので、触らせないようにするだけで目いっぱいでしたが。。。

今回は作品展の紹介でした。
紹介者に含蓄がなく、よさが伝わらないことをお許しくださいませ。

2016年3月29日火曜日

イソギンチャクも1年越え!

大変久しぶりのブログの更新になりました。
10月に出産してから、仕事に出る機会が少なくなってしまっていましたが、また午前中は出勤しはじめていますのでまたどうぞよろしくお願いいたします。
病院で行っていく院内改革などいろいろな反省点などもまたお伝えしていきたいと思っていますが、今日は病院の影の生き物をみなさんに知ってもらいたいと思いテーマにしました。

なにげなく、病院受付にちょこんとおかれたワイングラス?何が入っているかご存知でしょうか?

これは、海の専門家でもある患者さんがプレゼントしてくれたイソギンチャクです。茶色い普通のやつで、廿日市の海からやってきました。

世話はいたって簡単。くんできた海水を定期的に交換しています。
居心地悪そうに触手が縮んでくるまで忘れてしまうと、慌てて海水を変えています。しばらくしてあ~気持ちいいと手が伸びてきます。

餌もいれていないので、おそらく光合成しているものと思われますが、2~3か月は生きるよと言われていただいてから、なんと1年以上が過ぎてしまいました!!


時々、上にいったり下にいったり。なんの理由があるのだろう。酸素?水温?運動?
あっけなく枯れて死んでしまうかと思っていたのが、ずいぶん長くいてくれるので愛着が沸いてきています。
時々、患者さんにそれなあに?と聞かれますが、ほとんど気が付かれることもなく漂っています。
みなさん、興味があったら覗いてみてくださいね。


2015年7月27日月曜日

8月からの診療のお知らせ


お盆休みのお知らせです。
8/13(木)休診日、14(金)・15(土)の期間はお盆休みとさせていただきます。
療法食やお薬がお盆期間にきれてしまわないようお気をつけください。


また、8/7~10月末(予定)までは、私が産休をとらせていただき里帰りすることによって、獣医師一人での診療体制となります。


狂犬病予防注射やフィラリア予防の混雑は緩和されてきましたが、土日は特に診療待ち時間が長くなることが想定されます。
可能であれば平日に来院されることをお勧めします。


皆様には長期間ご迷惑をおかけしてしまいますがよろしくお願いいたします。
しばらく留守にしますが、飼い主の皆様そしてペットたちが夏バテもせず大きな病気もなく
過ごしてくれることをお祈りしています。

元気に再会できればと思っています!






2015年6月22日月曜日

7月診療日程変更のお知らせ

梅雨に入り雨の日が多くなってきました。
たまには涼しくていいなあとも思いますし、水不足になると大変だし降ってくれるのもいいのですが、やはりいいお天気が気持ちが良いですよね。

狂犬病予防注射やフィラリア予防に訪れるワンちゃんたちの来院ピークも過ぎ、雨の日は少し暇な時間も出てきました。
雨の日は混雑することもなく待ち時間もあまりありません。


7月の診療日程に変更があるのでお知らせします。

各月で金曜日にある獣医師会議により、7/24(金)の午後の診療時間は午後4時半~6時半とさせていただきます。

また、7/26(日)は講習会(セミナー参加)のため休診日とさせていただきます。
日曜日にお休みさせていただき、通院患者様にはご迷惑をおかけしてしまいすみません。


季節の変わり目ということもあり、嘔吐や下痢などの消化器症状や皮膚病で来院するペットが多く見られます。
ジメジメ気分を吹き飛ばして体も心も暑い夏に備えましょう~。


2015年5月22日金曜日

陶芸作品展~日々のうつわ展~開催中


 
当院の受付である姉の本業はご存知の方もいらっしゃるのですが、実は陶芸家です。受付が副業です。

今年も、天満屋八丁堀7階美術画廊に5/20-25と天満屋広島アルパーク店3階ギャラリーで5/27-6/1まで、日々のうつわ展というのを陶芸仲間と行っています。
入場は無料です!

昨日、ちょっと覗いてきました。
姉の作品は見かけのように?!重厚感ある芸術作品です。自宅や病院でもありがたいことに使わせてもらっていますが、手作りのあたたかみがあります。
ちなみに、病院のトイレ前の手洗い器も姉にオーダーして作ってもらった作品です。


お仲間には、動物をモチーフにした作品が多く、
オカメインコや文鳥、シュナウザー、ボーダーコリーやカメなどの花器や器もたくさんありました。
自分のペットと同じ動物の作品が並んでいると楽しみが多いかと思います。
興味のある方は是非!見に行ってみてください。

姉には本業の器づくりに支障が出るくらい当院の仕事を手伝ってもらっていますが、今年は看護師さんスタッフが一人増えたので、本業により力を入れられるかなあと期待して応援しています。







 

2015年5月12日火曜日

マダニ注意報!を発令中

前回のブログに続いてダニのお話です。

フィラリア予防や狂犬病ワクチンのために来院するワンちゃんが多くなっているこの時期、ワンちゃんにマダニがついている率が急にアップしてきました。
雨が降った後に草村で爆発的に増えたりする影響もあるのだと思いますが急激に増えています。


かくいう、院長もゴールデンウイーク中にマダニに刺されました。
草刈をした日の夕方、「痛たたた~っ!」と言うので足を覗き見ると、足の指の股のところにフタトゲチマダニが噛みついているじゃないですか!
それから1週間たちますが、謎の熱も出てくる様子もないし今のところ大丈夫そうです。
そのかわりか、子供の全身に大量に蕁麻疹が出ています。。。



マダニが怖いのは犬だけではありません。なんだったら犬にマダニがついていても普通の事として気にしていない人も多いと思います。

昨年、ご近所に住む飼い主さんからマダニに媒介される「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染したんだよ、と2名から聞きました。2名も!と中山のことだけにびっくりしました。死亡例もある怖い病気です。

犬の散歩に出かける時は、人も素足で行かないようお気を付けください。素肌の露出は控えめに!犬と同じところを歩いていると、マダニに寄生される?刺される?可能性も高くなります。

マダニが媒介する犬の病気も発生しています。
ちなみに犬のバベシア症は2例でしたが、犬も猫も人もご注意ください。

2015年5月10日日曜日

ハリネズミのフケの中には。。。

最近ハリネズミの人気が高く、来院数がどんどん増えてきています。
鳴くことも無く静か!見た目がカワイイ!ハムスターよりも長生き!いいことだらけ?で人気が出ること間違いなしでしょう。
よく聞かれるのが、フケで背中が粉っぽいけど病気ですか?という質問です。
もともと、ちょっと粉っぽいかなあとも思いますが、皮膚病にもなんにもなっていない皮膚からはがれたフケをセロテープで回収して検査してみますと。。。

病気でもなんでもない皮膚からはがれて床に落ちたフケをセロテープでペタペタしただけにも関わらず、いるわいるわのダニさんたち(疥癬ダニ)。

 何年もたってから棘が抜けたりカサカサになったりして来院することもあります、単独飼育だしどこで病気をもらったんだろうと~質問されます。

まあ大方ハリネズミはダニもちなのかなあと最近は思っています。
検便でたまたま便にフケが付着していてダニを見つけてしまうこともあったりとにかくダニがいない方が珍しいかもというと言い過ぎ?

すごい飼い主さんにいたっては、背中を歩いているダニを肉眼でみつけて来院しました。虫眼鏡でも使わないとなかなか見れないですがたいしたものです。 ダニの背中にフケの荷物を背負って大きくなって、フケがよおく見ると動いているということはあります。
 
つまりは、野生の暮らしではダニと共生というか寄生されているのが普通なんだろうなあと思います。ペット化したものの知らぬ間にダニととも増えているのではないかと思います。

健康診断でついでにフケをチェックしてみると偶然見つかる率も高いです。たまたま見つからなかった子でも数年後には見つかることもしばしば。

なんでもかんでも清潔でなければならないということはないでしょうし、もしかしたらダニがなにかハリネズミにとっていいこともしていたりして。。(無いとは思いますが。。。)

病気になるまで待つのが正解なのか、ハリネズミ界から根絶させるべく退治していくのが正しいのか。。

とはいえ、野生じゃないので見つけてしまったからには、たいていは退治しています。だってフケの中がダニだらけという事実に耐えられる飼い主さんもほとんどいませんから。

2015年4月29日水曜日

病院ペットのトゲオちゃん死す。

 
私達事ではありますが、11年過ごしてきた砂漠トゲオアガマ(ゲーリートゲオアガマ)、♂のトゲオちゃんが先日亡くなってしまいました。

まだまだ20年目指して長生きしてくれると思っていたのですが、残念です。
さほど関心のなかったスタッフも世話をするうちに愛情が沸いていてくれましたようで、私よりガックリきておりました。

在りし日の、トゲオちゃんの姿です。


ケロちゃんのように表舞台にはいなかったので、存在を知る方は少なかったのですが実はひっそり奥で暮らしておりました。トゲオちゃんの分までケロちゃん、長生きしてね~と皆に惜しまれ旅だって行きました。


2015年4月27日月曜日

フェレットや猫、稀には人にも感染する犬糸状虫(フィラリア)感染症

 ワンちゃんの代表的な病気でもあるフィラリア感染症の予防時期が近づき土日は忙しくなってきました。実はこのフィラリアという寄生虫ですが、犬だけの感染症ではありません。


ペットとしては猫やフェレット、水族館のアシカ、野生動物で、オオカミ、キツネ、実は極めて稀ではありますが人への感染例の報告もあるのです。

ペットとしても人気の高いフェレットのフィラリア予防についてすこし触れたいと思います。

フィラリア症とは、犬糸状虫(フィラリア)とよばれる寄生虫(Dirofilaria immitis)というソーメンのような線虫が、心臓の右心室から肺へ向かう動脈に寄生することで生じる病気です。感染動物の血を吸った蚊に刺されると、皮下組織に幼虫が入り込み脱皮を繰り返し心臓から肺に向かう血管へ移動をします。


明治製薬フィラリア症のお話より抜粋
 

寄生虫感染により生じる症状はフェレットでは、食欲・元気不振、腹水貯留、呼吸困難、咳と慢性経過をたどるケースから、肺血栓症を生じることによる急性死までさまざまです。
当院近隣では、犬の予防効果も高まってきており犬のフィラリア症さえ見る機会が少なくなっていることから(100頭に1頭くらいでしょうか)、フェレットでの感染例を開院してからはまだ見たことがありません。獣医になりたての十数年前には、フィラリア症の犬を診ない日は無いくらいに日常にあふれた感染症だったことを思うと考えられないことです。


診断・予防・治療は?

犬とは異なり、血液検査でフィラリアの子虫であるミクロフィラリアが検出されるケースは犬とは異なりほぼありません。また、犬で行われるフィラリア成虫を検出するELISA検査(キットの使用)では、感度が低く偽陰性(感染しているにも関わらず陰性となること)が出ることから確定診断をすることはできません。一番高感度な検査は、PCR検査による診断ですが商業ベースで行われていないため、現状、症状とレントゲン検査、エコー検査を組み合わせて診断しています。
予防は、犬と同じように毎月イベルメクチンという内服薬の投与、皮膚へのスポットタイプの外用薬などがあります。

そのため当院ではフィラリア予防薬を与える前に無症状のフェレットにおいては、血液検査による感染確認は行っていません。

すでに感染してしまい症状がでているフェレットでは、心臓病への支持治療とモキシデクチンによる治療(新たな感染予防)を行います。Vena Cava症候群といわれる状況においては、外科的な摘出が試みられることもあります。
実験的に犬糸状虫を感染させた症例で注射による成虫駆除を行った治療の死亡率は14%から43%であったとの報告があります。

体格が小さくフェレットの心臓では数隻の寄生虫の感染でも大きな影響が出てしまいます。
いずれにせよ、予防にまさる治療なしです。

よく人は大丈夫かと聞かれます。本来の宿主では無いので、人の感染報告はごく稀ですが眼球内に寄生された感染例もありちょっと怖い病気です。
幸い感染している動物が周囲に少ない状況であれば、より心配は少ないのではと思って暮らしていますが。。。。運が悪ければ感染してしまうこともあるかもしれません。


2015年4月14日火曜日

4月から看護師さんが増えました。

4月に入り暖かくなったと思うや否や、桜はあっという間に散ってしまいました。
雨が降るとすぐに散ってしまい残念です。

実は、4月から看護師さんが一人増えました。
大型インコを複数飼育するくらいのエキゾチック動物好きのスタッフです。
学生の時には、朝5時に起きて家にいるたくさんのペットの世話をしてから学校に通っていた見上げた根性の持ち主です。
学校を卒業したての初々しさを体中からにじませているので、すぐ当院ベテランスタッフとは見分けがつくかと思います。
もう、ふてぶてしさは微塵もありません!

なんて書くと、スタッフに怒られますが、怪我の危険も高い仕事でもあるので早く動物の扱いにも慣れてもらいたいなあと思っています。
保定になれるために診察に加わっています。まだまだ見習い期間中ですが、みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

2015年3月22日日曜日

春到来!狂犬病注射接種の季節になりました。

ようやく、ようやく暖かくなってきて、待っていた春が身近に感じられるようになりました。
春が来るとだんだん動物病院が忙しくなってきます。


狂犬病の予防注射とフィラリア予防に訪れるワンちゃんが増えるからです。
病気のワンちゃんではなく元気なワンちゃんが予防に来るので診察時間は短く待ち時間はそう長くはかからないのですがなにせ病院の駐車場が狭いので天気のいい土日は混み合うようになりみなさんには不便をおかけして申し訳なく思っています。

駐車場の問題は私たちも頭が痛い問題です。中山中町という場所では、コインパーキングを利用する必要性もなく近所にはそのような駐車場もありません。。。だれか近くに駐車場をつくってくれないかなあと願っていますけど当分かないそうもなさそうです。

狂犬病ワクチンの集合注射会場は今年から随分減りました。都会と同じくできるだけ病院で注射を受けてもらうような体制に変わってきています。短時間で移動しなければいけない集合注射のシステムでは、集まったワンちゃんの健康状態を細かくきくことなく、表現は悪いですが流れ作業的に注射をうっていくことになります。会場で集まったワンちゃんたちのケンカもないわけではなく(病院でも多少の小競り合いはありますが)、そして会場での糞未処理問題、どんどん集合注射は減っていっているのが現状です。
決められた日にちに行かなければいけないというのではなく、健康上の問題がない時に病院でワクチン接種を受けるようにという考えになってきています。

とはいえ、犬だけでなく人への感染症としての怖さからも狂犬病ワクチンの接種が義務付けられていると考えると、できるだけ待ち時間がなくスムーズにすすめられるような対策をとって飼い主さんの負担を減らすようにしていかなければなりません。

ワクチン接種が義務である以上、行政には接種率向上につながるような対策と注射による副作用・健康被害への補償なども考えていってほしいなあと思います。
 

2015年1月30日金曜日

トムとジェリー

小さい子供たちに大人気のトムとジェリー。
子供の時は、無条件に小さなネズミのジェリーを応援していた私です。
トムをやっつけて爽快な漫画だと思っていたのだけれど。。。
大人になってみると、トムのやさしさに気づいて実はトムの方が好きになりましたという人が多いのではないでしょうか。

そんな話になったのは、捨て猫を保護された方が最初は猫だけど頭のいいジェリーという名前を付たと言っておりました。
でも、実はトムっていいやつでジェリーのことを心配したりわざとやられてあげたりしてることに大人になって気づいたという話題になり、ジェリーはしばらくして、猫らしく?トムに改名されました。もちろんジェリーでもOKには違いありませんが。

そんなトム君は、保護されたときに大怪我をしており、前足が片方麻痺した挙句皮膚が360度広範囲に壊死してしまいました。当初は足先まで変色して断脚かと思われましたが、子猫の若さで回復してきてくれました。でも、広範囲な皮膚欠損はなかなかよくならず、背中の皮膚を移植することになってしまいました。
移植した皮膚に血管がしっかり伸びてくれないと皮膚は枯れてしまいます。皮膚がしっかりくっつくまでの管理が難しく感染してしまうとせっかく背中から移植した皮膚も腐ってしまいます。
やんちゃ盛りのトム君はしばらく窮屈な病院生活を送っていましたが、ようやく皮膚の再生がおちつき帰宅間近になりました。


 


トム君が退院するとなんだかさみしくなってしまいますが元気にお家に帰る日が来てくれてうれしいスタッフ一同です。
名前通り心優しい猫に育ってきてくれています。
トム君は入院中の猫ちゃんたちを随分慰めてくれたような気がします。たぶん。