2011年6月5日日曜日

今年もやってきた東京特許許可局

広島に来て2年目の夏が近づいてきています。
大阪で生活していたころには全然無かった風物詩、初夏の訪れを知らせてくれるあの鳥が今年もやってきました。
中山周辺に限らずそこら中で広島であればあちこちにやってきているのでしょう。
先週くらいから突然現れたかと思ったら、さっそく真夜中から明け方まで鳴き始めました。 

夜な夜な、
♪(東京)特許許可局~♪、♪(東京)特許許可局~♪とやっています。
声の主は、信長、秀吉、家康と歌われたあの有名なホトトギスです。
ウグイスなどに托卵することでも知られています。

この鳥の訪れで昔は田植えを始めたり、季節を感じて暮らしていたのだなと思うと人となじみ深い鳥のはずなのですが、あまり自然を身近に感じられない生活が長くなり感性も悪くなってしまった現代人の私です。

とはいえ、秋にはまた南に帰る渡り鳥です。
あの昼夜を問わないさえずりも、もうしばらくだけのお付き合いです。