2015年3月22日日曜日

春到来!狂犬病注射接種の季節になりました。

ようやく、ようやく暖かくなってきて、待っていた春が身近に感じられるようになりました。
春が来るとだんだん動物病院が忙しくなってきます。


狂犬病の予防注射とフィラリア予防に訪れるワンちゃんが増えるからです。
病気のワンちゃんではなく元気なワンちゃんが予防に来るので診察時間は短く待ち時間はそう長くはかからないのですがなにせ病院の駐車場が狭いので天気のいい土日は混み合うようになりみなさんには不便をおかけして申し訳なく思っています。

駐車場の問題は私たちも頭が痛い問題です。中山中町という場所では、コインパーキングを利用する必要性もなく近所にはそのような駐車場もありません。。。だれか近くに駐車場をつくってくれないかなあと願っていますけど当分かないそうもなさそうです。

狂犬病ワクチンの集合注射会場は今年から随分減りました。都会と同じくできるだけ病院で注射を受けてもらうような体制に変わってきています。短時間で移動しなければいけない集合注射のシステムでは、集まったワンちゃんの健康状態を細かくきくことなく、表現は悪いですが流れ作業的に注射をうっていくことになります。会場で集まったワンちゃんたちのケンカもないわけではなく(病院でも多少の小競り合いはありますが)、そして会場での糞未処理問題、どんどん集合注射は減っていっているのが現状です。
決められた日にちに行かなければいけないというのではなく、健康上の問題がない時に病院でワクチン接種を受けるようにという考えになってきています。

とはいえ、犬だけでなく人への感染症としての怖さからも狂犬病ワクチンの接種が義務付けられていると考えると、できるだけ待ち時間がなくスムーズにすすめられるような対策をとって飼い主さんの負担を減らすようにしていかなければなりません。

ワクチン接種が義務である以上、行政には接種率向上につながるような対策と注射による副作用・健康被害への補償なども考えていってほしいなあと思います。