2012年12月19日水曜日

サンフレッチェ優勝パレード




サンフレッチェの優勝パレードに行ってきました。
診察が終わり急いで自転車を走らせ平和大通りへ
人がぜんぜん来ていなかったら選手に申し訳ないという心配は杞憂でした。
すごい人で前列のオープンカーに乗っているであろう佐藤寿人選手、森保監督は見えず・・・
バスの上にいる選手が遠くから小さく見えました。カープにたいしてサンフレッチェがあまり取り上げられずいつも何とかならんもんかと思っていたのですが、これだけのファンが集まったことに温かい気持ちになりました。
今年は本当によい一年を過ごすことができました。
ありがとうサンフレッチェ広島

2012年11月28日水曜日

猫アレルギーがワクチンでニャンとかなる時代!?

猫に対するアレルギーを持っている人に近い将来の2014年に画期的?となる治療が海外で始められるそうです。

犬、猫、ハムスターといった動物にアレルギーがでてしまう人がたくさんいます。犬に比べると猫アレルギーだという人の方が周囲を見渡してみると多いように思います。
猫がいる部屋にはいると、とたんに目がかゆく真っ赤にしてこすり始める、鼻水が出始める、クシャミや咳が止まらなくなる、猫を触った皮膚が赤く腫れてくるといった症状が出るなんてことはありませんか?

唾液に含まれる蛋白質が毛づくろいにより猫の毛や皮膚に付着します。これら毛やフケに含まれるタンパク質( Fel d 1)が、ネコアレルギーの最大の原因と言われています。そのため、この蛋白質に免疫反応させないよう、アミノ酸配列のいくつかの部分を用いるペプチドワクチンが欧米で開発され、臨床治療準備段階が進んでいるそうです。すでに臨床実験を受けた21人が治療を受けた1年後には症状が大きく軽減したとのことです。今行われている減感作療法より安全で効果的であることから、これからも治療開発は進められていく模様です。

アレルギーを持っているなら猫とは暮らさず、猫を飼っている人とも接触しなければ症状に悩まされることもないかもしれませんが。。。
2006年には、アメリカで猫アレルギーがおこらない遺伝子をもった猫の誕生に成功したといって、高額で猫を販売とりひきする詐欺事件?が実際に起きるほど、猫アレルギーを持っていても猫となんとか暮らしたいと願う人がたくさんいるのです。

いずれにせよ、安全にアレルギーの治療が進められるなら喜ばしいことです。
誰もが何かにアレルギーを持っているような現代ですが、ワクチンで猫アレルギーはニャンとかなる時代になるのかもしれませんね。

参照;
Targeted vaccines against feline dander could be the cat's meow    p1597
Megan Scudellari
nature medecine vol.18 no.11 november  2012 1112-1597
http://forcast.emailalert.jp/c/ahvfahq7pU5Xxgam

2012年11月21日水曜日

今月は歯の治療月間でした。

特に、歯周病に季節は関係ないのですが、、、、。今月はなぜだか歯周疾患の患者さんが多くみられました。前回は犬の話をしたので、今回は猫ちゃんの歯肉炎の写真を載せてみます。



歯肉だけでなく舌や矢印のように口の奥、のどの入口まで、赤く腫れて炎症を起こしています。口の周りが汚れてきて、触られると痛がり食べることが出来なくなり来院しました。こういった猫の慢性歯肉口内炎の原因は確定していませんが、口腔内細菌や細菌の出す毒に過剰に反応して起こるのではないかと推察されています。また、最近ではウイルスの関与も推察されています。口腔内の清掃や、抗生物質、ステロイド、抗炎症剤など様々な内科療法が試みられますが、完治しないことが多く、現在のところ、全臼歯抜歯(奥歯を全て抜く)、あるいは、全顎抜歯(全ての歯を抜く)が最も効果的で完治を望める可能性のある治療法とされています。
この猫ちゃんの場合は、全臼歯抜歯といって奥歯を全て抜歯する治療を行いました。

なにもすき好んで歯を根こそぎ抜くわけではないのですが、痛みの元凶となる歯がなくなるほうがよっぽど生活の質の向上が見られて、よく食事がとれるようになるからなのです。正直な話、抜歯はする方も大変です。小さな猫の歯根を折って残さないように慎重に慎重に、時間も労力も気もすり減らせてやっています。

今月治療した猫ちゃんではありませんが、治療のビフォアー、アフターの写真です。
今までの慢性歯肉口内炎の中でも相当酷い症例だったのですが、、、
舌の裏側まで潰瘍と肉芽腫(炎症で赤く盛り上がった部分)が出来ていましたが、全臼歯抜歯後かなりよくなりました。



とはいえ、皆がみな抜歯適応というわけではありません。腎臓の病気や猫エイズや白血病ウイルスの感染など何か他の病気があれば、口の治療だけでよくなるものでもありません。
口が臭う、よだれが多い、食べたそうにはするが食べない、口を触ると痛がるなど何か口の病気のサインがあれば、まずはお早めに動物病院に相談してみてください。

2012年10月31日水曜日

増えすぎに困っちゃうアイビー

 病院オープン前のこと、小さな花壇に、アイビーを植えました。
このアイビーなんと、何年も前の私たちの結婚式の時のブーケに使われていたものを、母が絶やさず増やしていてくれたものでした。
まあ、そんなアイビーならと花壇に植えたところ、最近では増えすぎてしまい困っています。

花壇の花より主役ぶって増えてくるので、定期的にチョキチョキ散髪しては捨てられております。散髪しないとあっという間に、建物全てを覆い尽くす勢いです。
ビフォアー、アフターの写真でみると植木も育ってきたなあと感慨深いものがあるのですが。。。。
もし、アイビーが欲しいな~と思われている方がいらっしゃいましたら、どうぞどうぞ喜んでさしあげますので、受付にいつでも言ってください。

2012年9月25日火曜日

カメさんたちの健康診断

うちのカメさんたちは、今年も元気に外で暮らしています。
甲羅の具合から推測して、現在12~13歳といったところでしょうか。
特に、心配な点があったわけでもないのですけれど 、カメさん人生初の血液検査を受けました。大人しいカメさんは、首の血管から採血できましたが、やんちゃなカメさんは首を引っ込める力も立派なものなので、足の付け根から採血しました。カメの採血のなにが大変というと、力持ちのカメさんを甲羅に隠れさせまいと引っ張るのが大変です。

 ご存知、カメの血液はちなみに人と同じように赤色をしております。(でも、振り返ってみると、赤い血じゃない生き物から採血なんてしたことがありません。) 2匹とも数値に異常は見られず人の方はよかったね~と言っていましたが、カメさんたちはとんだありがた迷惑といったところでした。
採血量は0.1mlあればかなりいろいろなことが調べられる機械をついに今週導入することになりました。
体が特に小さい動物にとっての採血は1mlでも人で考えれば献血量に値することもあるので、少ない量で出来ることに越したことはありません。
今後、エキゾチック診療にもう少し踏み込んで検査ができるかなあと期待しています。

 前回のブログで書いたコガネグモの追伸ですが、悲しいことに先日の台風で枝と一緒に飛んでいってしまいました。院長は数日クモの巣を探していましたが、いまだ復活の姿をみておりません。いっそ、誰かがあのブログを読んでさらって行ったのなら。。。と言いますが、そんな物好きいようはずもありません。


2012年9月11日火曜日

コガネグモの不思議

病院の横のイチジクの木のそばに、立派なコガネグモの巣がはられています。
院長いわく、こんな立派なコガネグモ久しぶりにみた!!ということです。都会では、稀少になってきているところもあるそうですね。
興味のある方は、となりの木のそばをそっとのぞいてみてくださいね。交尾のあとに雄を食べてしまうという怖いメスの蜘蛛さんです。



クモの巣の不思議を紹介したいと思います。
網目の蜘蛛の糸は紫外線を反射しないために昆虫には見えない仕掛けになっています。
ところが、コガネグモでは左写真の脚右下に少し見えている濃い白い太い糸だけが紫外線を反射して、昆虫たちに見えるようにわざとなっているそうなのです。 
写真では1つですが、脚のようなエックスの形に4箇所太い糸をはることで、虫たちに花と思わせ網にかかってもらう仕組みなのだそうです。

うちのクモさんは、まだ太い糸を一つしか準備していませんが、用途に応じて違う糸を作りわけることができるなんて驚きました。この帯状の白い太い糸を張り巡らせたほうが、ただの網状の巣より1.7倍もエサがかかるそうで、そんな研究もされていることにもびっくりです。
驚きにはまだ続きがあり、現在蜘蛛の糸を使って靴下なんかも作っているようです。紫外線に強いと糸も頑丈なのだそうです。蜘蛛の糸まで注目されて時代も進んでいる?!なあと感心しきりです。

病院が蜘蛛の巣だらけではいけません!と、箒で掃いたいのもやまやまですが、当分はお住まいいただこうと思っています。

2012年8月11日土曜日

石川より残暑お見舞い申し上げます




私のふるさとはUFOの町です(^_^;
まだお盆にはもうしばらくですが、早めに里帰りさせていただきました。
一人なら楽々でも今回はチビを連れての帰省でしたので、電車で5時間の移動は大変でした。

石川ですが広島に比べると随分涼しく感じます。
驚くことに実家ではエアコンを今年は使っていない上に、もう夜は肌寒くなって窓を閉めて寝ています。

広島のみなさまには残暑お見舞い申し上げます。
まだまだ暑い日が続いでいるのだろうなあと思います。
これからお盆休みに入りますが、飼い主のみなさま、そしてワンちゃん、ねこちゃん、暑さの苦手なハムちゃん等の小動物はもうしばらくは熱中症にも気をつけて体調管理をしてくださいね。

それでは最後に、お盆期間中の診療時間のご案内です。

13、14、15日は午前中のみの診療となります
16日は木曜日のため休診とさせていただきます。

診療時間の変更にご注意ください。

2012年7月11日水曜日

姫ちゃん親子♪


今日は、かわいいワンちゃんの親子を紹介したいと思います。

生後1週間の子犬は食べてしまいたくなるような愛らしさでたまりません。

一人っ子でお腹も広々、大きく育って産まれておっぱいを取り合うことも無く育ち、生後1週間とは思えないジャンボな赤ちゃんです。
赤ちゃんだけ見ると、生まれたての子犬は種類を当てるのが難しいなあと思います。

チワワの赤ちゃんだってすぐに分かりましたか?
小姫ちゃん、元気にすくすく育ってね。

2012年6月27日水曜日

犬もテレビが好きだワン?!

アメリカの犬の研究のお話です。
犬の飼い主の61%がお留守番させる際には、ラジオあるいはテレビをつけて出かけているという調査結果が出ているそうです。
私もインコを子供の時から飼っていましたが、だれもいないと静かでかわいそうと思ってラジオをつけて出かけたりしていました。
今でもネコは夜行性だし暗いところでも視力がいいでしょといわれても暗闇じゃあかわいそうかなと時々電気をつけて出かけることもあります。

パーセンテージを出すだけで終わらないのがアメリカと感心したのですが、お留守番させている自宅にウエブカメラをつけて留守中のワンちゃんの行動を観察したそうです。
そのところ、89%のワンちゃんが、人だけの番組と比べて犬がでてくる番組には関心を示したという結果がでました。テレビを見ていた時間は、留守番している時間の1割程度でしたがワンちゃんも犬番組が好きなようだということで犬のためのDOGTVが始まっているみたいです。
サンプル画像が見られましたが、お金を払って犬に見せてあげたいとまではなかなか。。。と思いました。

眼科の先生は犬、猫は実際にはテレビを人のように見ることはできていない!と言いますが、ネコも鳥が飛んでいる番組が好きだったり見え方が違っているとしても興味を示していることは間違い無いようです。
うちの猫はテレビは見るより乗る方が好きだったのですが、昨今のテレビの薄型化によりすっかり乗ることができなくなり不満げです。

2012年6月15日金曜日

デス目ってなんだケロロ?!

再び、ケロちゃんです。
食いしん坊です。
うっかり、食事の最中に飛び上がったりすると顔面を水槽にぶつけたりするので要注意なのであります。
食事じゃない時だって動くものをエサと思いこみ、舌べろをカメレオンのように素早くだして水槽に強打してしまい、痛くて食べられなくなるなんてことを見聞きするカエルです。

そんなケロちゃん、今日は目玉を怪我してしまったお話です。
最近右目をしょぼしょぼさせて暮らしていましたが、いよいよ充血してきて先日デスメ膜瘤になってしまいました。

院長があらら、ケロの眼、デスメになっちゃったというもんだから!!!
ケロちゃんとスタッフったら『が~ん、ケロの眼死んじゃったの?』と。
デスノートとかいうから、てっきり死んだ目のことをデス目と呼んだのかと勘違い。。。
ちなみに、毎日目薬さして貰って直ってきたケロよ~。

 業界言葉風な勘違いをされてますが、ケロの目が死んでしまったわけではありません。
角膜の一番内側の膜をデスメ膜と呼ぶのですが、角膜上皮の潰瘍が深くなりデスメ膜にまで到達すると、餅が膨れたように下から膜が膨れ上がってみえるのでデスメ膜瘤と呼ばれています。
ケロの眼は小さすぎるのでワンちゃんの例です。
そんなわけで、ケロちゃん再び受付嬢をお休みしようか、あるいはいよいよ年だからこれを機に引退させようかとも考えましたが。。。
まあ元気そうだし、ケロ人気も根強かったことですし、もうしばらく勤務していただくことになりました。
カエルの定年はいつにしたらいいのでしょうか。

2012年6月9日土曜日

猫の目の周りのブツブツの正体は?

先日、ねこちゃんが上瞼になんだかブツブツのできものが出来たみたいということで来院しました。
でもでも、よ~く見ると!!!皮膚のおデキではないみたいですよ~。


すぐピンとこられたかたもおられるでしょうか?

ブツブツの正体は、ご存知マダニです。よくよく見てみると耳の側にもいっぱいついています。
瞼辺りは毛も薄くて血を吸いやすいのでしょうね。
ついでのお話ですが、わんちゃんの瞼にまつげがありますが、ねこちゃんの瞼にはまつげが生えていないって知ってましたか?

マダニは、草むらに潜んでおいしそうな?わんちゃん、ねこちゃんが通るのを待ち構えているんだとか!
普段からねこちゃんはせっせと毛づくろいをしていることから、マダニがびっしりついているのはあまりみかけませんが、外にでかける限りは感染の可能性があります。

マダニは体重の100倍くらいの血液を吸う大食漢のため、寄生されたペットは貧血を起こしたり、またアレルギーを生じたりすることもあります。

そして、人へも媒介する感染症、いわゆる人獣共通感染症(ズーノーシス)があるということもご存知ですか?
バベシア感染症、リケッチア感染症、エールリヒア感染症、野兎病、ライム病、ダニ媒介性脳炎などいろいろありますが、病気を述べると長くなってしまいますので、詳しく知りたい方は以下のサイトを覗いてみてくださいませ。

フロントラインhttp://www.merialclub.jp/frontline/index.html



2012年5月22日火曜日

忘れ物のお知らせです。

 フィラリア予防が始まるこの季節、元気なワンちゃんたちの病院の来院が多い頃です。

駐車場にとめられる車の数に限りがあり、土日は特にご不便をおかけしてしまい申し訳なく思っています。

近くにコインパーキングがあればなあと思っていますが、なにぶんやや?田舎の中山、悲しいかな需要がありません。

今日は、待合室においてけぼりの忘れ物を御案内します。飼い主さまのお迎えを待っています!!


①リボンのついたピンクの首輪に リードを入れた青いバック。


そして、②ニュートロフードのバックと③アザラシのぬいぐるみ、④赤いわんちゃんの洋服です。

他にも傘が3本くらいあります。
思い当たる飼い主さまは、受付にてお預かりしていますので、御一報くださいませ。

傘の持ち主が現れない場合には、突然の雨の時に飼い主さまに自由に使ってもらう傘として利用しようと思っています。




2012年5月9日水曜日

ご心配かけたケロ~。

みなさん、おひさしぶりだケロ。
わたし、受付嬢のケロです。(メスなのです)
しばらく足を怪我してしまって療養していました。
その間、受付の仕事を休んでしまっていたので、ケロを心配してくださった患者さんがたくさんいたと聞きました。
気味悪かったけれど、いよいよ天国へ行ってしまったの?
とか、ケロちゃんいない!!どうしたのっ?!いないとさびしい!
とあり難いお声をいただき、ケロは猛烈に感動しています。

現在はちゃんと出勤していますのでこれからもよろしくお願いします。
でも、これからも声をかけてもらっても返事もしませんし、手をいれてきたなら噛み付いちゃいますけどね。

最後に、今月の診療時間変更のお知らせをします。
5/18の午後の診察時間は都合により4:00~6:00とさせていただきます。
御迷惑をおかけします。

2012年5月1日火曜日

GW期間中は午前診療です。

もう蚊がでてきてます。
ゴールデンウィークに入りましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
どこへ行っても人が多い時期ですが、田舎と違って広島の道はどこも混んでいて移動が大変だなあと感じます。

さて、連休期間中の診療のお知らせですが、GW中も休まず診療を行っております。
診療時間は、5/4(金)・5()・6(は午前診療;9:30~12:30です。
5/3(木)は休診日です。
5/1・2は通常通り診療を行っております。


5月の中旬からはフィラリア感染症の予防を開始する必要があります。
GW中にどこにも出掛ける予定のない方は連休中の混雑をさけて来院することをお薦めします。

2012年4月27日金曜日

今年も芝桜が咲きました。

おかげさまで、4月5日で開院3年目を迎えることができました。開院当初は、夫婦二人だった病院もスタッフが3人増えてにぎやかになってきました。
スタッフが増えた分、よりよい医療サービスを提供していけるよう、今後も努力していきたいと思っています。

とはいえ、出産後しばらくなのでまだ私がフルタイムで働いていない分、フィラリア予防シーズンは待ち時間が長くなる日もありもうしばらくは御迷惑をおかけするかもしれません。
フィラリア予防の始まりは5月中旬からですが、連休前後から病院が混み合うことが予想されますので、お早めに来院してくださいね♪

さて、開院にあわせて植えた芝桜も3年目を迎えるにあたってこんなに立派になりました。

広島の方が暖かく実家に里帰り中に桜が散ってしまい、また実家ではまだ開花していなかったの、ゆっくり花見も出来ませんでしたが、芝桜は綺麗に咲いているところが見れてよかったです。

2012年3月10日土曜日

無事女の子が生まれました♪

年末年始より産休をとらせてもらってからというもの、たくさんの飼い主様にお気遣いの言葉をいただき本当にありがたく嬉しく思っています。ご報告が遅くなってしまいましたが、2月18日に無事女の子を出産しました。
予定日の10日を1週間過ぎても全く出てくる気配がなく、本当に出てくるのだろうかといよいよ心配になりましたがやっと出てきてくれました。
名前は花穂です。

 母子ともに元気で、今のところ実家で初の子育てを楽しんでいます。ネコやイヌ、拾った野鳥や野生動物、牛だったりといろんな動物の出産に立ち会ったり赤ちゃんを育てたことはありましたが、ヒトは初めての経験で、新たな発見にあ~私も哺乳類の仲間だったんだと実感し新鮮な気持ちになっています。すぐ完全に仕事復帰というわけにはいきませんが4月上旬には広島に戻る予定でいます。

 出産してみていろいろ思ったことがありますが、近頃不思議に感じるのは赤ちゃんがお腹からいなくなったとたん寒く感じるようになったことでしょうか。出産前のほうがずっと雪も降っていて寒かったはずなのにちっとも寒く感じず、むしろ今の方がずっと寒く感じて震えています。腹帯も苦しくて使っていませんでしたが、今になって腹巻として役立っています。

2012年2月5日日曜日

石川県からこんにちは!

実家に帰って1ケ月程たちました。
な~んにもせず、おかげさまでのんびり生活させてもらっています。

遠くから毎日広島の天気予報を見ていますが、いい天気続きで羨ましく思っています。
こちらはずっと雪が続いて寒い毎日が続いていましたが、これからはようやく少し雪も落ち着いていく様子です。雪国とはいえ、子供時代よりは明らかに積雪も減ってしまったこの頃でしたが、今年は久しぶりに雪が多い年でした。

1日5回くらいは、もう産まれたか?と質問されるよと聞きました。お気遣いありがとうございます。
あと予定日まで1週間くらいになりますがいまのところまだ出てくる様子はありません。


せっかくなので、能登のお知らせを1つ。
2009年に久しぶりに、海がめが能登の海に産卵しにきたというニュースがありましたが、今月3日に海がめが浜に弱って漂着したそうです。
寒いこの時期に海がめが来るのは珍しいことです。

この辺りの漁師さんは、海がめが網に引っかかたりすると、古くからの言い伝えによってお酒をカメに飲ませて逃がしたそうです。カメがかかることはとてもよい知らせで、お酒を飲ませると大漁祈願になるみたいなのですが、きっとカメさんにとってはありがた迷惑かもと思った次第です。
今回、漂着したカメさんは弱っていたのでお酒を飲まされることなく保護されたのですが、元気になったら景気づけに一杯飲んで寒い大海原へ泳いでいくのかもしれません。

2012年1月16日月曜日

今年もよろしくお願いします。


年が明けて、早いもので1月も半ばを過ぎてしまいました。
ご挨拶も遅れてしまいましたが、2012年、はちペットクリニックスタッフ一同
精一杯飼い主様・動物たちに向き合って診療していこう!と思っております。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。


さて、1月初めよりスタッフが欠けて、日によっては診療待ち時間が長くなることもあり、皆様にはご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解のほどよろしくお願いします。

そして、今年もはちペットクリニックは影ながらサンフレッチェ広島を応援しています!
わたくしごとですが、今年こそはビッグアーチまで応援に足を運びたいなあと思っています。

最後に、1月の診療時間の変更のお知らせがあります。
1/20(金)は、獣医師会会議参加のため、午後の診療時間を短縮してPM4:00~PM6:00までとさせていただきます。ご迷惑をおかけします。