2013年12月14日土曜日

年末年始の休診日のお知らせ




今年も早いものでもう師走です。
みなさんも慌ただしい日々を過ごしていることと思います。

少しずつ設備投資をしていく努力をしていますが、先月より新たに内視鏡を導入しました。検査、治療の幅が広がっていくよう来年度も頑張っていこうと思います。


わたくし事ですが、12/19より子供と北陸に里帰りさせていただきます。
そのため12/20より、院長一人による診察となるため、診療が込み合い、診療待ち時間が長くなることが予想されます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
お薬や処方食など継続治療中の患者さんはお早目にご来院ください。

年末年始の休診日は、12/30~1/3までです。
1/4からは、通常通り診療いたします。

休診日期間は可能な範囲での救急疾患に対応させていただいています(当院の患者様に限らせていただいております)。しかしながら少人数でもあり常時病院内待機はしておりませんので、まずは留守電にカルテ番号、お名前と症状を録音ください。メッセージ最後に録音が始まりますので最後までお聞きください。
お電話を確認した後、折り返し連絡させていただきますが、状況によってはご連絡できないこともありますことを御了承下さい。
それでは、みなさん少し早いですが良い年末年始を迎えられることをお祈りしています。






2013年10月21日月曜日

だめじゃこりゃあ~のポーズ


こちらは、飼い主さんともども熱烈なカープファンであるモルモットの『しゃいれん』ちゃんです。
発音しにくいこの名前、サイレンのようにうるさいというネーミングだそうです。
確かに、モルモットはウサギと違ってよくしゃべります。
冷蔵庫を開ければ、なんかくれくれ~と言ってきたり、とにかくにぎやかなペットです。

 そんなしゃいれんちゃんが、突如がっくり、こんなポーズになってしまいました。
それもそのはず、巨人に三連敗してしまいましたから。。。。

見事に診察台でひっくり返ってしまって、何分たっても動きません。
なにか良い治療は無いものでしょうか~?
困ったもんです。

カープはでも頑張ったじゃろ!いやいやほかのチームが自滅してくれたんじゃ!という意見も聞こえますが。。。。

そんなこんなで、続きはしっかりサンフレッチェを応援しようじゃありませんか!
まだまだ首位争い!目が離せませんよね!

しゃいれんちゃんとしては、カープじゃないと~としばらくごねておりましたが、飼い主さんに促され帰宅していきました。

それにしてもおかしな『しゃいれん』。
来年こそひっくり返らないですめばいいですね。
私も、にわか広島ファンとして応援していきたいと思います。
待合室には、飼い主さまからいろいろいただいたカープ公式本などが増えてきつつあり、ちょっとずつ勉強しております。



2013年10月15日火曜日

中国学会 in 鳥取に参加してきました。

大学時代を6年過ごした、懐かしの鳥取県に13日(日)に行ってきました。
久しぶりに学生時代の友人や恩師にも会うことができました。
卒業してから長かったような短かったような13年、お互いに年をとったなあ~と感じました。
太ったり、白髪になったり(はげたり)と皆姿は変わっても、学生時代の友人とは昔と変わらず会話が弾むもので不思議です。

通院される患者様への影響を考えると病院を休診することもためらわれましたが、定期的に学会発表や情報交換の場に参加することも重要だ!と自分たちに言い聞かせ、今回はとんぼ返りで鳥取へと出かけてきました。

休診と知らず来院された患者さんもおられましたので、この場をかりてあやまりたいと思います。
ご迷惑をおかけしてごめんなさい。




院長は、「自咬症を呈したフクロモモンガへの去勢手術と向精神薬治療の効果」
私は、「乳腺癌が多発性に骨格筋へ転移をきたした犬1例」という発表をしてきました。
写真は、症例報告させていただいた在りし日のイヴちゃんです。悪性かつ稀有な経過をたどり、飼い主さまも辛い看病生活だっただろうなと思います。



 定期的に学会やセミナーに参加し、知識を更新していき今後の病気の診断治療に生かしていこうと思っています。

 余談ですが、鳥取のお土産でおススメなのは、個人的には山本のふろしき饅頭なのですが市内だと空港にしか置いてないのが残念でなりません。


2013年9月20日金曜日

10月の臨時休診日のお知らせ

ようやく涼しくなってきました。
昨日は、田舎にお墓参りに行ってきましたが、栗拾いをしたりと季節の移り変わりを肌で感じました。
ですが、まだまだ大量の蚊がいるのはいただけません。何か所も噛まれて自然どころではなく帰宅しました。自然が好きとはいっても、虫よけスプレーとかの恩恵なくして遊べない都会人間です。
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10月の診療日程変更のお知らせです。

10/6()は、獣医師会研修のため院長不在となります。
10/13()は、鳥取中国学会参加のため臨時休診日とさせていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

2013年8月6日火曜日

暑さ対策してますワン!

 お散歩に出かける時も、暑さ対策してますワン!

今日のモデルはポメラニアンのゆきちゃんです。
ご想像通り、雪のように白いことからのネーミングです。


ゆきちゃんの飼い主さんが考案した、お手製のひらめきの胴輪をご紹介します♪
背中は、マジックテープでペタッと張り合わせ、ずれないように首にはかわいいリボンで結びます。



ここまでは序の口です。
ひらめきは、アイスノンがすぐに溶けないように保冷シートを利用してあることでしょうか。
これで飛躍的に氷長持ちになったそうです。
低温やけどもしないように(毛が密なので大丈夫ですが)、厚めの生地で周囲を包んであります。
 テープもリボンも保冷シートも100均で揃えられて便利ですということが手作りおススメのポイントです。



もうしばらく酷暑が続きそうですね。
こうした楽しい工夫で元気に夏を乗り切れるといいですね。

また、こんなのみんなに教えてあげたいという工夫を募集しています。

2013年8月2日金曜日

メールをくださる方へ

お問い合わせフォームからではなく、直接メールを送ってくださる方で特にケータイから連絡される方にお願いがあります。
設定でパソコンからのメールの受信拒否を解除されていないままのため、携帯宛に返信させていただいても送れないことがしばしばあります。(ケータイによっては初期設定のようです)
お名前や連絡先が書いてあればその旨を伝えることもできますが、だいたい携帯から方は連絡先がなく、どなたかもわからず返信できないままの状況になってしまっています。
返事してないのではなくて返信できないことを伝える術もなく困っています。

必ず連絡がとれないことが無いよう、連絡先もお願いします。
よろしくお願いいたします。






2013年7月31日水曜日

カメさんの体についた寄生虫の正体は?

お子さんがいる家庭では夏休みに入って暑いのに、どたばた 慌ただしい日々を送られているのではないでしょうか?
病院に来るカメさんには、よく子供時代に捕まえて飼い始めてかれこれ20年なんていうご長寿さんもいます。
私も小さいころゼニガメ(いわゆるイシガメやクサガメ)を飼っていましたが、寒い冬にうっかりプラケースを外に置きっぱなしにしてカチンコチンに水とカメを凍らせてしまうというまずい経験があります。

今日のカメさんも、クサガメで外でお子さんが捕まえてきて飼っているそうなのですが。。。
夏休みの自由研究のためと、じっくりカメさんを観察しているとなにやらついていることに気付いたそうです。
どれどれ~?

甲羅にはりつき、卵もぺったりついています。
ピンセットでせっせとると10匹以上はついていました。
伸びたり、縮んだり~。

どっちが頭かな?と眺めていると、ホースのような口が伸びてきました。体にはヒラヒラもついていてしっかりくっついています。

虫の正体はヒルでした。
ヌマエラビルなのかなと思いますが、ヒルも種類が多いので多分です。

治療は、基本ひっぱって取り除くということになります。

自然の中で暮らせばそりゃあ寄生虫もくっついて当たり前なのでしょうね。
野生動物にはつきものなのでしょうけど、飼う上では、大事なカメさんの血を吸うにっくきやつなのでヒルは始末してしまいました。

2013年7月15日月曜日

犬助けしているワン!

 


先日、川で遊んでいたら子供たちに
 『熊が出た~っ!!』って叫ばれちゃった。

 僕の名前はドロンです。
同居の仲間むっくと、動物保護シェルターで生活していたんだけど、今はシェルターを卒業して楽しく毎日過ごしています。
 むっくはもうおじいちゃんだけど、僕はまだ若くて体も大きいから供血犬に登録しているんだよ。
新鮮血が必要な病気のワンちゃんをお助けするために今日は病院にやってきたワン。

血と一緒に僕の元気も分けてあげられるといいんだけどな~。



 毎年ワクチン接種にフィラリア予防を実施しており、体重が20kg以上あって6才以下の元気があるワンちゃんに声をかけ、供血犬登録をお願いしています。

病気のワンちゃんの同居犬やお友達が協力してくれることが多いのですが、血液型が合わなかったりした場合には、ほかのワンちゃんの助けが必要になることがあります。
供血犬が複数いないとなかなか同じワンちゃんばかりにお願いすることも難しいです。
元気で我こそは血の気が濃いワン!という子がいたらどうか供血犬登録していただけませんか?

血が必要な時は突然にやってきますので、日中に連絡が取れて病院に来院可能であることと、採血を大人しくさせてくれる(実はここが一番重要ですが、、、)ワンちゃんの登録を待っています。

もちろん、供血犬登録期間中は毎年のフィラリア予防と混合ワクチン接種を当院にて無料にさせていただいております!

2013年7月5日金曜日

タガメ全滅のお知らせ 

海水魚を食べさせると、塩分のため死んでしまうと聞き、アユを小さく切って与えてみました。
すると、ダニのようにかみつく姿。うまいうまいとエキスを吸収していました。。。が、夜7匹ひっくり返っているじゃないですか!!!

いただいた友人に相談したところ、アユのせいで死んだとも思えないけど、水の深さが1cm以上あると食後体が重いせい?か溺れることがあるよと聞き、すぐ水を浅くしました。

その後、無事脱皮して2倍くらい大きくなり喜ぶのもつかの間、1匹死に、1匹死についに昨日全滅してしまいました。1週間ももたずじまいでした。
幼体は難しいらしく、くれた友人も初年度は子供100匹死んだこともあると慰めてもらいましたが。。。

昆虫界での食物連鎖の上位の虫が全部育ったらそりゃあ大変ですが、いろいろ生き物を初めて飼育するというのはいつでも新鮮で難しいなと思います。


最近の子供は見たことない昆虫だから大きくして待合室で見せてあげたかったのですが~。

ケロちゃんはアイドルの座?を当分奪われる心配はなさそうです。
まあ、気に食わない奴は私が食べちゃうけどね。と、言っているようないないような。


最後に、今月の診療日程変更のお知らせです。
 7/19(金)は、獣医師会会議があり午後の診療時間を4時~6時に変更させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

2013年6月30日日曜日

タガメの赤ちゃん

  タガメのお父さんが卵の世話をしています。
(なんだか、自分のように親近感を覚えると院長は言っています。)
メスは卵を産んで、あとはオスにお任せする生き物のようなのですが。。。。そこまででは。。。


さてさて、この格好いいタガメですが孵化した子供たちを環境調査している友人からいただきました。
無事、大きく育てられるか心配ですが、時々成長をブログで知らせしていきたいなと思っています。

生餌を食べさせないといけないなんて!っという気持ちがありますが。。。

あと3-4日もたつと、脱皮もするようです。


孵化して1週間経たないくらいですが、すぐにメダカを襲って食べていてその生命力に驚かされます。

大きく育ったら希望者があればですが、おすそ分けいたします。

2013年6月10日月曜日

今年もホトトギスがやってきた

  
 4、5月は、狂犬病の予防注射やフィラリア予防に来院する元気なワンちゃんたちで病院内も混雑していましたが、6月に入りひと段落したようで普段の病院に戻ってきました。5月はバタバタして、あっという間に過ぎ去ってしまったように感じます。そんなこの頃のこと。

 先月中頃、窓を開けて過ごすような暑い時期になってきた矢先に今年も聞こえてきました。
 ♪東京、特許許可局~♪ ♪ テッペンカケタカ~♪ のあの声です。
あまりにもたくさんの俳句に使われている有名鳥にも関わらず、姿を知っている人はあまりいないのではないでしょうか?
かくいう私も、声は聞けども姿は見えずで、近くにいるのでしょうけれども姿までは拝んでいません。あ~夏が来たねえと趣深いですが、去年も知らないうちにいなくなり声が聞こえなくなっていました。

今年も日常の中、ホトトギスを忘れてしまった頃には、きっと南の国へ行ってしまっていることでしょう。







2013年4月26日金曜日

ゴールデンウィーク中の診療時間のお知らせ


ゴールデンウィーク中も休まず診療は行っております。
カレンダー通り祝日は午前診療のみとなります。また、5/2(木)は休診日です。

4/29(月)午前診療のみ
4/30(火)通常通り
5/ 1(水)通常通り
5/ 2(木)休診日
5/ 3(金)午前診療のみ
5/ 4(土)午前診療のみ
5/ 5(日)午前診療のみ
5/ 6(月)午前診療のみ
5/ 7~通常通りとなります。

診療時間はお間違えないようお気をつけ下さい。
狂犬病の予防注射やフィラリア予防に来院する健康なワンちゃんで特に週末は混み合っています。
混んでいない時間帯をよく聞かれるのですが、たいてい雨の日の平日は空いています!
でも雨の日はみんなお出かけしたくないですよね。

怪我や病気など無いよう、みなさま楽しい連休をお過ごしくださいませ。

2013年4月20日土曜日

お菓子のうつわたち展

 先日、当院受付を手伝ってくれている姉らの陶芸作品展に行ってきました。
広島で菓子博が開かれることもあり、お菓子にまつわるうつわが多く並んでいました。
小鳥や猫、魚のイラスト等が描かれた可愛らしい作品もたくさんありました。
どれもこれも素敵でした。
 100円ショップ生活に慣れてしまっている私ですら、こりゃあ違う!と何とも温もりを感じる作品を見ることができました。湯呑みも形がどれも違い、自分の手にはこれが1番しっくりくるわーと選ばれる人の姿を見て、気に入ったものを長く使うことが大事だとは思うのですが。。。
なかなか風流とはほど遠い自分たちを感じたのでした。

陶芸教室もペットの器作り1日教室なんてしてくれたらいいのにな~、自分でも何か作ってみたくなりました。

2013年4月7日日曜日

鳥の餌台完成しました!

昨日の雨で桜の花びらが随分散ってしまいました。
フォレオ横にある新幹線休憩場向かいの桜並木も家族連れの花見で賑やかでしたが、この雨風で一気に大半散ってしまい残念な気持ちです。

さてさて、今回は全くの私事ですが、ついに鳥の餌台が完成しました。知る人ぞ知る?!当院の受付でもある姉は陶芸を本職にしているのですが、この度ついでに私の餌台も一緒に焼いてもらいました。
(4/17(水)~22(月)に市内のデパート天満屋広島八丁堀7階美術廊で姉たち陶芸家の作品展(おかしのうつわ展)が行われますので、もし機会がありましたらどうぞお立ち寄りくださいませ。作品展中は、当院おなじみの受付はお休みとなります。)
素人なのでいびつではありますが、ちゃんとはちペットクリニックのキャラクターでもあるオオサンショウウオはちのすけも2匹くっつけてあります。
 出来上がってみると愛着がわきなかなか待合の外に出せなくなり、今のところ待合室においてあります。近々外に出すつもりです。
ようやく暖かくなってきましたので、スズメさんたちにも水浴びをしてもらおうと期待しています。


2013年3月15日金曜日

今年から注射によるフィラリア予防も行います


今年からは、注射によるフィラリア予防を当院でも行っていくことに決めました。
注射は年に1回皮下注射することで、1年間持続してフィラリア感染症の予防効果を得ることができます。
この通年予防が可能となる注射薬は発売されてから、海外ではすでに10年間の使用実績がありますが、国内での許可が下りたのは昨年夏からです。
広島市内では、5月から11月中旬までが予防期間のため、料金的には内服薬より通年予防となる分だけ若干高額になるかと思います。


メーカーが出しているグラフが示すように、メリットとして飲ませ忘れなくきちっと予防が行えるということが注射の1番の特徴です。
飲み忘れの心配もなく、通年予防となれば毎年投薬の前に行っていたフィラリア感染の有無を確認するための検査を行わなくて済みますが、初年度注射の前には検査は必要ですし、蚊の発生から1ヶ月以上経過してしまってから治療を始めた場合は翌年も再度検査しておくことをお勧めします。
このお薬に限ったことではありませんが、注射によりアレルギー等(じんましん、かゆみ、嘔吐、下痢、アナフィラキシーショックなど)の副作用があります。

注意事項としては、
・事前に血液検査でフィラリア感染がないか確認が必要です。
・注射当日は、激しい運動を避けて安静にして下さい。
・注射後、元気や食欲がなくなったり、普段と違った様子がみられたらご連絡ください。
・注射後、じんましん、かゆみ、嘔吐、下痢などがおきた時は、できるだけ早くご連絡ください。


注射による予防方法がこれまでの内服薬より効果が優れているとかいうことではありませんので、これまで通りの内服や垂らすタイプの予防薬でも問題なく予防することができますのでその点お間違いないようになさってください!!治療の選択肢が1つ増えたとお考えください。

 早速注射に変えようという患者さんもそうそう多いとも限りませんので、今年は注射を実施する期間を予防を始める月となる4~5月に限定させていただこうと思っています。通年ということは実際どの月からでも注射を打つことは可能なのですが、注射薬1本が多頭分であり開封後の使用期限が短期間のため、初年度は希望者にあわせた数のみ準備させていただこうという事情によるものです。

 体重により投薬量が決まるため、成長期の子犬ではまだ使用はできません。
4月初旬には、フィラリア予防期間をお知らせするダイレクトメールを送らせていただこうと準備しておりますが、間寛平さんCM効果?か注射の質問も時々ありましたので今回のブログテーマとしてみました。ご質問がありましたらスタッフまでお願いします。





2013年2月23日土曜日

今年はマダニ予防をしっかりと!

おとなりの山口県のニュースに続いて今月19日には、広島県内でも昨年夏、マダニが媒介するウイルス感染症 「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)で死亡者が出ていたことが確認されました。

治療方法が確立されていないことや死亡率が10%に及ぶことを聞くと、ペットを飼う飼い主さんたちがワンちゃんにマダニが付くのがとても心配だ!と感じるのもなんら不思議はないことだと思います。実際、私たちが住んでいる中山を含めて東区、市内からもマダニに寄生されたワンちゃんやネコちゃんは毎夏やってきます。そういうわけで、病院スタッフだってマダニに接する機会はずっとずっと高く私たちだって不安を感じてしまうこの頃です。
以前、マダニについてのブログを書いていますので興味のあるかたはこちらもどうぞ。
ネコちゃんの目の周りのブツブツの正体は?


広島県のホームページでも21日から病気の予防方法や相談窓口が紹介されています。
当院でこれまでお勧めしていた予防期間はフィラリア予防時期にあわせて5月~11月頃です。とはいえ、その時期以外にはマダニがいなくなっているわけではありません。
じゃあ寒い時期のマダニはなにをしている?かというと、葉っぱの下で幼虫、若虫たちは越冬中です。葉が10cmと伸びてくる春から葉に上って草むらにやってくる動物を待ち構えています。ちょうど広島県のホームページにもマダニが見つかった季節の報告が載っていますが、病院でよくみかけるダニはフタトゲチマダニです。フタトゲチマダニの出現ピークは夏から秋になります。年中みつかっているキチマダニはどちらかというと山によく入る猟犬がくっつけてきます。そのため、予防期間は地域や活動範囲によってもことなりますので、お近くの動物病院にご相談ください。

人がマダニに咬まれる予防をするには、
野外で活動する際に(1)長袖、長ズボンを着用し、すそを入れ込む(2)肌が出る部分に防虫スプレー噴霧(3)活動後は体や服をはたき、帰宅後すぐに体を洗い、衣服は洗濯(4)吸血中のマダニを見つけたら医療機関で処置(5)マダニにかまれた後、発熱などの症状があれば受診する
だそうです。

ペットはどうするかといえば、毎月のスポットオンタイプ(皮膚にたらすタイプ)か内服薬でマダニの寄生を予防することになります。

そろそろ春が近づいてきています。ダニの活動する春からは使いやすいタイプでしっかり予防していきましょう!今年は、犬の病気としてだけ捉えるのではなく人間も怖い病気としての認識が高まり、早い時期から薬をとりにくる飼い主さんが増えてきています。
今シーズンは予防がしっかり広まってほしいという切なる願いから、お薬料金に割引をはじめました(最後に宣伝のようですみませんヾ(^-^;) )。

2013年1月29日火曜日

恥ずかしがり屋の訪問者

昨日の雪はすっかり溶けてなくなり、雪なんて本当に降ったかしらというくらいの良いお天気です。
とはいえ、朝晩の冷え込み具合といったらなく、布団から出るのが辛い日がまだまだ続きそうです。
暖かい時期はかわいらしいお客さんも食べ物に困っていないようで来ないのですけど、やっぱり寒い時期は来てくれています。
なかなか、診察時間中は恥ずかしいようで訪問時間は診察時間外が多いのが残念ですけれど。
かわいらしい訪問者さんの姿にはとても癒されますが、そっと覗いていないとすぐに帰ってしまいます。早く慣れて、待合のみなさんにも照れずに姿をみせてくれる日が来るといいなあと思っています。
陶芸で手作りの餌台を作り焼いてもらっています。近いうちにお披露目するのが楽しみです。

2013年1月2日水曜日

明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。
みなさま、お正月いかがお過ごしでしょうか? 
私(♀)だけは院長を残して、子供をつれ北陸の実家に帰省させてもらっています。
子連れの5時間あまりの長旅は大変なもので、新幹線が早くつながって欲しいなあと願うばかりです。
石川も広島とさほど変わらず寒いと思っていましたが、お正月は悪天候で吹雪きと雷ゴロゴロ、とても外に出れたものではありません。

さて、当院は12/30~1/3までの期間を休診日とさせていただいておりますが、明後日の1/4より通常通りの診療となります。

休診日期間は可能な範囲での救急疾患に対応させていただいています(当院の患者様に限らせていただいております)。しかしながら少人数でもあり常時病院内待機はしておりませんので、まずは留守電にカルテ番号、お名前と症状を録音ください。メッセージ最後に録音が始まりますので最後までお聞きください。
お電話を確認した後、折り返し連絡させていただきますが、状況によってはご連絡できないこともありますことを御了承ください。

この年末年始は昨年に比べると継続治療で通院する患者さんも少なく平和に過ぎているように思います。動物病院ではありますが年明けに、また元気な姿のワンちゃん、猫ちゃん、他小動物のペット、そして飼い主様にお会いできればなあと思っています。


今年も去年と変わらぬ目標となりますが、精一杯飼い主様・動物たちに向き合って診療していきたいと思っております。そしてできるだけ新しい技術や知識を増やし、より良い医療が提供できるよう協力しあって頑張っていきます。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

はちペットクリニックスタッフ一同

最後になりましたが、去年に続いて、今年もはちペットクリニックは(といいますか院長が) 勝手にサンフレッチェを熱烈応援していきます!!