2015年5月22日金曜日

陶芸作品展~日々のうつわ展~開催中


 
当院の受付である姉の本業はご存知の方もいらっしゃるのですが、実は陶芸家です。受付が副業です。

今年も、天満屋八丁堀7階美術画廊に5/20-25と天満屋広島アルパーク店3階ギャラリーで5/27-6/1まで、日々のうつわ展というのを陶芸仲間と行っています。
入場は無料です!

昨日、ちょっと覗いてきました。
姉の作品は見かけのように?!重厚感ある芸術作品です。自宅や病院でもありがたいことに使わせてもらっていますが、手作りのあたたかみがあります。
ちなみに、病院のトイレ前の手洗い器も姉にオーダーして作ってもらった作品です。


お仲間には、動物をモチーフにした作品が多く、
オカメインコや文鳥、シュナウザー、ボーダーコリーやカメなどの花器や器もたくさんありました。
自分のペットと同じ動物の作品が並んでいると楽しみが多いかと思います。
興味のある方は是非!見に行ってみてください。

姉には本業の器づくりに支障が出るくらい当院の仕事を手伝ってもらっていますが、今年は看護師さんスタッフが一人増えたので、本業により力を入れられるかなあと期待して応援しています。







 

2015年5月12日火曜日

マダニ注意報!を発令中

前回のブログに続いてダニのお話です。

フィラリア予防や狂犬病ワクチンのために来院するワンちゃんが多くなっているこの時期、ワンちゃんにマダニがついている率が急にアップしてきました。
雨が降った後に草村で爆発的に増えたりする影響もあるのだと思いますが急激に増えています。


かくいう、院長もゴールデンウイーク中にマダニに刺されました。
草刈をした日の夕方、「痛たたた~っ!」と言うので足を覗き見ると、足の指の股のところにフタトゲチマダニが噛みついているじゃないですか!
それから1週間たちますが、謎の熱も出てくる様子もないし今のところ大丈夫そうです。
そのかわりか、子供の全身に大量に蕁麻疹が出ています。。。



マダニが怖いのは犬だけではありません。なんだったら犬にマダニがついていても普通の事として気にしていない人も多いと思います。

昨年、ご近所に住む飼い主さんからマダニに媒介される「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染したんだよ、と2名から聞きました。2名も!と中山のことだけにびっくりしました。死亡例もある怖い病気です。

犬の散歩に出かける時は、人も素足で行かないようお気を付けください。素肌の露出は控えめに!犬と同じところを歩いていると、マダニに寄生される?刺される?可能性も高くなります。

マダニが媒介する犬の病気も発生しています。
ちなみに犬のバベシア症は2例でしたが、犬も猫も人もご注意ください。

2015年5月10日日曜日

ハリネズミのフケの中には。。。

最近ハリネズミの人気が高く、来院数がどんどん増えてきています。
鳴くことも無く静か!見た目がカワイイ!ハムスターよりも長生き!いいことだらけ?で人気が出ること間違いなしでしょう。
よく聞かれるのが、フケで背中が粉っぽいけど病気ですか?という質問です。
もともと、ちょっと粉っぽいかなあとも思いますが、皮膚病にもなんにもなっていない皮膚からはがれたフケをセロテープで回収して検査してみますと。。。

病気でもなんでもない皮膚からはがれて床に落ちたフケをセロテープでペタペタしただけにも関わらず、いるわいるわのダニさんたち(疥癬ダニ)。

 何年もたってから棘が抜けたりカサカサになったりして来院することもあります、単独飼育だしどこで病気をもらったんだろうと~質問されます。

まあ大方ハリネズミはダニもちなのかなあと最近は思っています。
検便でたまたま便にフケが付着していてダニを見つけてしまうこともあったりとにかくダニがいない方が珍しいかもというと言い過ぎ?

すごい飼い主さんにいたっては、背中を歩いているダニを肉眼でみつけて来院しました。虫眼鏡でも使わないとなかなか見れないですがたいしたものです。 ダニの背中にフケの荷物を背負って大きくなって、フケがよおく見ると動いているということはあります。
 
つまりは、野生の暮らしではダニと共生というか寄生されているのが普通なんだろうなあと思います。ペット化したものの知らぬ間にダニととも増えているのではないかと思います。

健康診断でついでにフケをチェックしてみると偶然見つかる率も高いです。たまたま見つからなかった子でも数年後には見つかることもしばしば。

なんでもかんでも清潔でなければならないということはないでしょうし、もしかしたらダニがなにかハリネズミにとっていいこともしていたりして。。(無いとは思いますが。。。)

病気になるまで待つのが正解なのか、ハリネズミ界から根絶させるべく退治していくのが正しいのか。。

とはいえ、野生じゃないので見つけてしまったからには、たいていは退治しています。だってフケの中がダニだらけという事実に耐えられる飼い主さんもほとんどいませんから。