2011年7月23日土曜日

鯰の養殖

神石高原町の県立油木高校の生徒らが、廃校となった小学校のプールにナマズの稚魚を放流し、養殖をしているそうです。将来は休耕田でナマズを養殖し、過疎・高齢化が進む町の活性化につなげるのが狙いということ。
このニュースをみて思ったこと。

7月21日は土用の丑の日でしたが、近所のスーパーで、国産は一匹1500円くらいで中国産は半分くらいの値段でした。やはり国産はかなり売れ残っていました。
ナマズはウナギに似ていると思うのですが、なぜウナギばかりが食べられるのでしょう?

古くは奈良時代くらいから滋養強壮に良いとされ食され、平賀源内が土用の丑の日にうなぎを食べることを発案したことは大変有名な話です。
ということで歴史で言うと圧倒的にウナギの勝利です。
栄養はどうか? ナマズもかなり栄養が有るのですが、ビタミンAではウナギがぶっちぎりで豊富です。対してナマズは低脂肪で低カロリーでヘルシーかもしれません。
     
ウナギを食べる習慣はあってもナマズを食べる習慣はたぶん皆さん無いと思うのですが、平賀源内が土用の丑の日の習慣を作ったように、誰か偉い人がナマズを食べる習慣を作り広島県の名産になったらなぁなんて考えてしまいました。ナマズパイとか・・・